エピックフラッシュサブゼロのウエイト外しを始め色々チューニングしてみたら弾道はどのように変化するのか?

今回は、女子ツアーで流行っている?エピックフラッシュサブゼロのウエイト外しを試してみました。

色々なパターンを試してみましたが、ぶっ飛び弾道になるポジションは果たしてどこだったのでしょう?

 

みなさんは、エピックフラッシュサブゼロの「ウエイト外し」についてご存知でしょうか?

この「ウエイト外し」とはソール後ろ側のスライドウエイトを外して、その分の重量を別の場所に再配分することです。

※ここでは、下記の画像のようにソール前方のウエイトを「スクリューウエイト」、後方のウエイトを「スライドウエイト」と呼ぶことにします。

女子プロの場合は、スライドウエイトを外した分の重量をヘッド内部に再配分して使用していると考えられます。

しかしながら、我々一般アマチュアだとヘッド内部にウエイトを入れるというのは現実的ではありません。

 

そのため、今回は調整機能の範囲で色々といじってみて、飛距離が出る・曲がらないポジションをそれぞれ探してみたいと思います。

ちなみに、ショップ店員さんがおっしゃっていましたが、スクリューウエイトを外したまま使用するのはルール違反らしいので、そのパターンは除外して考えます。

 

ちなみに、デフォルトのウエイトパターン及びドライバーのスペックは以下の通りです。

・総重量:317g

・バランス:D2

・スクリューウエイト:2g

・スライドウエイト:9g

※純正のスライドウエイトは12gですが、もともと出過ぎていたバランスを調整するために9gのウエイトに変更しています。

 

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パターン1:スライドウエイトだけを外してみた

まずは、そのままスライドウエイトを外して打ってみました。単純にスライドウエイトの重量分が減るので、総重量、バランス共にかなり軽くなります。

このパターンでのスペックは以下の通りです。

・総重量:308g

・バランス:C7.5

 

このパターンだと、後ろに配分されていた重量が無くなるので、重心が浅い・高い方向に移動します。

そのため、低スピン効果が得られるかと思いましたが、実際はわずかに飛距離が伸びたくらいでデフォルトポジションとほとんど変わらなかったです。

 

一方で、総重量もバランスも軽くなるので、クラブ自体はかなり振りやすくなります。

そのため、若干ヘッドスピードが上がる効果があるかもしれませんが、私の場合はチーピンが止まらなかったですね。。。

振れ過ぎてしまうと、タイミングが取れずにインパクトで体が開いてしまい、そのまま巻き込んでしまうようなイメージでしょうか。

 

パターン2:スライドウエイト外し+スクリューウエイト2g→14g

次は、スライドウエイトを外して軽くなりすぎてしまった分を、スクリューウエイトの重量を上げて調整したパターンです。

スクリューウエイトは、エピックフラッシュサブゼロFWの純正ウエイトである14gのウエイトを使用しました。

このように、エピックフラッシュならドライバーとフェアウェイウッドで互換性があるので自由にウエイトを着脱することができます。

このパターンでのスペックは以下の通りです。

・総重量:320g

・バランス:D3.5

 

スクリューウエイトの重量で完璧に元のスペックと同等にできたわけではなく、やや総重量・バランス共にアップしています。

スライドウエイトを外して、スクリューウエイトの重量を大幅にアップしているので、重心は浅く・低くなってかなり低スピンになるスペックになっていると考えられます。

 

数字上ではスペックアップしていますが、デフォルトと比較して特に重くて振りにくいという感じはしませんでした。

重くなってはいますが、重心位置がシャフト軸上に近付いたことにより、実際に感じるバランスは軽くなっているためだと考えられます。

 

打ってみると、まず第一印象としてかなり大きい金属音がして音が高くなった印象でした。

弾道としては、スピン量がかなり減ったため弾道は低くなり、ランがかなり増えたことにより総飛距離はデフォルトよりアップしました。

私のヘッドスピード44m/s程度で、測定器では最大で280ヤードを超えました。

 

かなりぶっ飛びスペックになったので成功かと思われましたが、スピン量が少なすぎてチーピンをする頻度が高かったです。

バックスピンが少なすぎるために、ボールが上がり切る前にフックスピンが勝って落ちてしまうような弾道が多かったです。

そのため、一発の飛距離は出るものの、実践で使うにはリスクが大きいので厳しいかなという印象でした。

 

パターン3:スライドウエイトあり、スクリューウエイト2g→14g

最後に、パターン2のスクリューウエイトを重くした状態でスライドウエイトを付け直してみました。

かなり総重量もバランスも増えるため、実践的ではないことが想像されますが試しにやってみました。

このパターンでのスペックは以下の通りです。

・総重量:329g

・バランス:D8

 

もうスペックを見ただけで振れそうにない総重量とバランスですが、試しに打ってみました。

すると、既にワッグルしただけで重量感がすごくて、フィニッシュで体が持っていかれるくらいクラブに振られているといった感じでした。

 

そのため、ヘッドスピードも上がらなくて、デフォルトでは270ヤード程度出ていた飛距離がこのパターンでは250ヤードちょっとまで落ちてしまいました。

ですが、悪いことだけではなくて、クラブの慣性だけで振っている感じになるので全くボールは曲がらなかったですね。

 

実際、ここまでドライバーが重いと他のアイアンなどが軽すぎてからっきし当たらないと思うので実践的ではありません。

しかしながら、ここまでではなくとも少し総重量とバランスを上げれば、曲がりを抑えられるスペックができるかもしれませんね。

 

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まとめ

今回、デフォルト以外にウエイト外しを含めた3パターンを試してみましたが、結論を言うとデフォルトが一番良かったですね。

唯一、パターン2はスペックこそデフォルトに近かったですが、スピン量が少なすぎて使えるレベルではありませんでした。

また、音もかなり高く・大きくなるので、この辺りもかなり好みが分かれる所だと思います。

スピン量自体は、ロフト角を調整することでも変化するので、その辺りとも組み合わせて色々試してみると良いスペックが見つかるかもしれません。

 

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