前回の記事で、日本でスループレーを実現するためにはスロープレーを無くすことが必要だとお話しました。
そこで、今回はスロープレーを改善するためには準備を早くすることが大切だということについてお話したいと思います。
準備を早くして素早いプレーができるようになれば、スコアアップにも繋がるかも…?
前回のスループレーに関する記事はこちらから↓
コロナの影響で推奨されているスループレーは今後のスタンダードになり得るか?
スロープレーの原因は?
基本的に、ハーフのプレー時間はコースにもよると思いますが2時間〜2時間15分くらいを推奨している所が多いと思います。
それに対して、ハーフのプレー時間が2時間30分だったり、はたまた3時間かかってしまうのがスロープレーです。
コースでは、何組ものプレーヤーが同時にプレーをしているので、ある組よりも前の組のプレーが遅いと、それがどんどん後ろの組に伝播してしまいます。
渋滞の理論と同じようなもので、こうなると後ろの方の組では例え自分たちのプレーが早くてもハーフで2時間30分以上とかの時間がかかってしまいます。
こうなってしまうと、ハーフ休憩で時間を調整しないといけなくなるので、1時間以上の長い休暇時間が必要になってしまうわけです。
それでは、そもそもスロープレーの原因はどこにあるのでしょうか?
私個人の考えでは、打つための準備が遅いことにあると思います。
自分の打順が来て初めてどのように打とうか考えて、それから打つ準備をしているのでプレーが遅くなってしまうんですね。
また、アドレスが長いこともスロープレーの原因だと思います。
構えてからスイングが始まるまでに時間がかかるパターンですね。
あらかじめどんな球を打ちたいのかイメージして準備しておく
それでは、これらのスロープレーの原因に対して、どのように対処すれば良いのでしょうか?
それは、打つ前にあらかじめ次にどんなボールが打ちたいのかイメージをして、準備をしておくことだと思います。
例えば、ティーショットだったらどこに向かってどんな球を打ちたいか決めておいて、ティーとボールを持って打つ準備を終わらせておきます。
そうすれば、自分の打順になってからスムーズにティーアップをしてティーショットを打つことができます。
また、パッティングであればあらかじめラインを読んでおいてどこに対してどれくらいの強さで打つかイメージをしておきます。
そうすれば、自分の打順になってからすぐにボールをリプレースして打つことができますよね。
あらかじめラインを読むと言っても、他の人が打つ時に邪魔にはならないように気を付けるのも大切ですけどね。笑
このようにすれば、打つ順番になってから準備を始めることにはならないので自ずとプレーが早くなります。
さらに、単純にプレーが早くなるだけではなく、どんな球を打とうか考える習慣がつくようになるので、上達にも繋がります。
ただ何となく打つよりも、しっかり考えて打ってフィードバックされた結果を積み重ねて行けば、それが貴重な経験値として蓄積されていきますからね。
アドレスが長いのもきちんと準備をしておくことで改善できる
また、アドレスが長いのもスロープレーの原因だとお話しましたが、これもあらかじめ考えて準備をしていないからだと思うんですよね。
結局、構えてからどんな球を打とうか、どんな所に注意してスイングしようか考えているんだと思います。
なので、これもあらかじめどんな球を打つか決めておく、スイングのチェックポイントもあらかじめ一つだけ決めておくことが大切だと思います。
そうすれば、構えてからスムーズに動き出すことができるようになり、スロープレーの改善に繋がります。
これは私の経験から言いますが、アドレスが長くなると筋肉が硬直してくるので体がスムーズに動かなくなってミスショットに繋がります。
また、スイング中にいくつものチェックポイントがあると、これも体がスムーズに動かなくなってミスに繋がりやすくなります。
このように、長いアドレスやスイング中に色々考えてしまうのは百害あって一利なしです。
まとめ
今回は、スロープレーを改善するためには準備を早くすることが重要だとお話しました。
準備を早くする習慣をつければ、考える習慣をつけることになるので上達にも繋がります。
スロープレーはゴルフ界の社会問題だと思っているので、みなさん一人一人の意識を高めて撲滅していきましょう!
そして、コースにいるプレーヤー全員が気持ちよくプレーできるようにして行きましょう!
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