最近はコロナウイルスの影響で、都心部を中心になかなか練習もままならない方も多いと思います。
そこで、今回は部屋の中でできる練習ということで、ビジネスゾーンの練習について紹介したいと思います。
みなさんは、ビジネスゾーンについて聞いたことがあるでしょうか?
ビジネスゾーンというのは、バックスウィングでクラブが最初に地面と平行になる位置からフォロースルーでクラブが最初に地面と平行になる位置までのことです。
このゾーンで正しい軌道でスウィングをすることができれば上手く打てる=プロがお金を稼げるという意味でビジネスゾーンと呼ばれています。
腰から腰の小さい振り幅なので部屋の中でもできる練習ですし、非常に重要な基礎の練習なのでこの時期だからこそ取り組んでみましょう!
※小さい振り幅とはいえ、クラブが壁などに当たらないかしっかりと事前に確認した上で練習してください。
ビジネスゾーンの練習で重要なポイント
まず、先程も紹介したようにビジネスゾーンはバックスウィングもフォロースルーも腰の高さまでという非常に小さなスウィングです。
しかしながら、この小さな振り幅ではどんなに変則的なスウィングをするプロでも同じような軌道を描きます。
ここでは、バックスウィングでクラブが腰の高さに来た時をトップ、フォロースルーでクラブが腰の高さに来た時をフィニッシュとしましょう。
このビジネスゾーンの練習で重要なポイントは、トップでもフィニッシュでもシャフトが飛球線に対して平行ということです。
また、トップとフィニッシュではシャフトを飛球線と平行にすることに加えて、フェースの向きにも気を付けます。
トップでも、フィニッシュでもクラブヘッドのトゥが上を向くようにします。
このように、トップとフィニッシュでシャフトの位置とフェースの向きをしっかりと正しいポジションに持ってくることで、自ずと正しいスウィングになります。
スウィング中の意識としては、とにかくトップとフィニッシュを正しいポジションに持ってくることに集中しましょう。
すると、インパクトを特に意識しなくても自然と芯でボールを捉えられるようになりますし、スウィング中の力みも無くなります。
ビジネスゾーンの練習ではアプローチショットくらいの振り幅でしかスウィングをしませんが、フルスウィングでもこの幅の中での軌道は同じです。
なので、この練習を極めるとフルスウィングでも良いボールが自然と打てるようになってきます。
もし練習用の軟らかいボールなどがあれば実際に打ってみても良いと思いますが、部屋の中では素振りでも充分だと思います。
練習場で本物の硬いボールを打つと分かると思いますが、これくらいの振り幅でもウエッジで30ヤードくらいは普通に飛びますからね。
あくまで、事故の無いように細心の注意を払って練習するようにしましょう。
まとめ
今回は、部屋の中でもできる練習として、ビジネスゾーンの練習を紹介しました。
小さい振り幅で非常に地味な練習ですが、スウィングの大事なエッセンスがたくさん詰まっています。
なので、今の期間だからこそ基本をしっかりと身に着けて、普通にゴルフができるようになった時にライバルに差をつけましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。参考になったという方はバナーを押して応援をよろしくお願いします。